『希少価値の高いビルベリーのようなpreciousな時間』植田真梨恵 Live of Lazward Piano “bilberry tour”

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植田真梨恵さんのツアー『植田真梨恵 Live of Lazward Piano “bilberry tour”』全公演3/25(日)東京公演で千秋楽を迎えました。

  • 2/18(日)京都 京都文化博物館 別館ホール
  • 3/24(土)東京 東京グローブ座
  • 3/25(日)東京 東京グローブ座

今回のツアーは3公演に参加。

ギターとピアノが織りなす『青の世界』に触れて感じたことをまとめます。

りむさん
りむさん

ギターとピアノだけで織りなす音の世界。まっすぐで、ひたむきで、むき出しで、どこか優しい時間の流れる空間でした。

bilberryのようにpreciousな空間。蒼の世界に沈み込む『ギターとピアノの世界』。

ラズワルドの世界色は『青』。強く、優しく、そしてどこか寂しさを感じる『青』の世界。

ギターとピアノだけで編成された音の世界は、照明の青と共に、目から耳から心に突き刺さる幻想的な世界を創り出していました。

りむさん
りむさん

淡白で冷たい印象の強い『青』。異なる2つのセットリストで構成された『ギターとピアノの世界観』は心の奥底に沈めて目をそらしてきた感情にアクセスするための『マスターキー』なのかもしれません。

2/18 京都:歴史的建造物に刻まれたペースト・ザクロの実は『過去への回想』を奏でる青の音

  1. ザクロの実
  2. ペースト

ふたつの曲が奏でる世界は『過去への回想』。

君が見失った思いや思い出

あの日流れた涙のわけも

一粒(ひとつ)ずつ拾っていく

ザクロの実

満員電車の中

四角く並んだ枠の外で

それぞれが世界を仕切ってる

鍵をちゃんと掛けて来なかった気がするの

私の部屋 私の想いにも

ペースト

過去に置いてきた感情を呼び起こすふたつの曲。

曲調は異なりますが『過去への回想』というポイントで繋がっている青の世界観から溢れ出る感情。

人は誰だって、過去に後悔を置いてきて、そして目を伏せています。その過去の後悔を回想し、未来へ歩き出す。

過去を越えるために必要な一粒の涙が京都にはありました。

3/24 東京:グローブ座に刻まれたハルシネーション・未完成品は粗くも強く燃えるむきだしの『未来への青の炎』

京都公演と同じ構成のセットリスト。京都では『過去の回想』というイメージでしたが、東京はむきだしの『未来への青の炎』というイメージ。

  1. ハルシネーション
  2. 未完成品

ギターとピアノが奏でる力強い音。それは、目の前にある理不尽な未来に対して殴りかかっているような、そんな印象でした。

生まれる前に時を戻そう 2人の胸に互いを恨付けて

見つけ合う前に声も潰そう 2人の胸に互いだけに、あたしだけにして

ハルシネーション

神様が言ってるよ 弱虫な僕らは

見たような鏡を持つ君を見つけるから

もうどうでもいいんだよ 見つかった光、何よりも

守りたいなら 暗闇の中でも

未完成品(スケッチー)

過去もいまも抱えて、未来に殴り込みに行くための力強さ。

ギターとピアノから伝わってくる青の炎は、背中を押してくれる熱い炎でした。

3/25 東京:変革の気、蜂蜜の夕陽・朝焼けの番人。ふたつの曲は『最期のメッセージ』だったのかもしれない

ラズワルドに忘れてきた『変革』。忘れ物を取りに行くために急遽参加した東京千秋楽。

『何かの虫の知らせ』だったのかもしれません。

  1. 変革の気、蜂蜜の夕陽
  2. 朝焼けの番人

このふたつの曲。そして3/25という日付。

これからも忘れられない最期の日。

サヨナラ マタイツカアオウ

甘い少女の匂いで包まれてる もう帰らない

世界は僕が救い上げる

変革の気、蜂蜜の夕陽

思い思いに消化する日々

忘れたくない、すきだよ

14時間後には普通にメールを送るよ

悪い夢から覚める 帰る、帰ろう、帰って。

朝焼けの番人

3/25。ツアーファイナル開演直前まで一緒にお酒を飲んでいました。

「来てることは誰にも言わなくていいから」

開演するまで誰にも話しませんでした。

4人でグローブ座に向かいました。グローブ座に入ったとき、すでに姐さんはいなくなってて、「またね」って言うこともありませんでした。

飲みながらに話した内容ってなんだっけ?

最後に飲んでたお酒ってなんだっけ?

会場までの道のり、どんなこと話したっけ?

思い出そうとしても曖昧な過去の記憶。

たぶん最後に会ったのはぼくたち3人。参加する予定のなかったライブ当日に参加することを決めたのは、何かの知らせだったのかもしれない。

姐さん、最後に会ってくれてありがとう。ご冥福をお祈りします。

『過去・後悔・別れ』すべてを背負って『新しい未来』へ

今回のラズワルドツアー。共通した世界観は『過去・後悔・別れ→新しい未来』。

自分自身の過去との対峙。心の奥底に沈めて蓋したまま、決して開けることのなかった感情へのアクセス。

今回のツアーは『新しい未来に向けて一歩踏み出すための大切な時間』だったのかな、と感じています。

君の歌った歌 君を呼んだ名前

君のオレンジの髪 君を飼ったコップ

君が零した事 消えそうなやくそく

君を消した全て、君を消した、全て

逢いにきて もう遠くへ…

さよならのかわりに記憶を消した

過去を過去として自分自身に区切りをつけるのはなかなか難しいです。

それでも未来へ。笑顔で歩き出す。自分自身に対する青の炎を大切に日々を生きていきたいと思います。

植田真梨恵 Live of Lazward Piano “bilberry tour” Special Edition!

2018.04.14(土) 愛知 NAGOYA Blue Note
2018.04.28(土) 大阪 Billboard Live OSAKA
2018.04.29(日) 神奈川 Motion Blue yokohama

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