【B’z 30周年記念】Pleasureの歌詞に時代を添えて〜『あいつ』とともに歩いた30年〜

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
SNSフォローボタン

フォローする

1988年にデビュー。いまも日本の音楽界の頂点に君臨し続けるB’z

稲葉浩志さんと松本孝弘さんのふたりが奏でる音を知らない人はいないといっても過言ではありません。

アバター画像
2018年はB’zのおふたりにとっての記念イヤー。30周年の今年は、待ちに待ったPleasureツアーが開催されます。

Pleasureと聞けば気になる『あいつ』の存在。

2018年Pleasureツアーを前に1991年から2013年までの『あいつ』の人生を追ってみましょう。

【Pleasure〜人生の快楽〜】稲葉さんに気を遣わせ続けた『あいつ』の人生に迫る!

『あいつ』の正体が誰なのかは置いておいて。

はじめてPleasureが歌われた1991年から27年。当時小学生だったぼくも30代になりました。

当時は『変化する歌詞が面白い』くらいの感情でしたが、歳をとり、歌詞の内容が理解できる大人になり、なんだか他人事ではなくなってきました

  • 『あいつ』が27年間どういう人生を送ってきたのか?
  • そつなく大手に就職決まってからどんな人生だったのか?

人生を追いかけてみたいと思います。

1991年 『あいつ』もとうとう親父になった土曜日の夜

あいつもとうとう親父になった土曜日の夜 電話越しに
おめでとう言いながら時間の流れに何故か口唇噛んだ

推定年齢27歳。

22歳でそつなく大手に就職決まって働き始めてから5年。

奥さんは大手企業の同僚でしょうか?

ためらいがちの出世街道を順調に歩き、25〜26歳で結婚し、子どもができました。

役職的には主任クラスかな?推定年収500万円。

稲葉さんはB’zとしてデビューして3年。LADY NAVIGATIONがヒットした年です。

大手企業で出世しながら結婚・出産を経験した『あいつ』の話を聞きながら時間の流れの早さを感じたことでしょう。

デビュー曲『だからその手を話して』から続いたテクノ調(ダンスミュージック調)の曲から一路線を変更し、ロックよりの音楽を作り始めた時代です。

音楽を変化させる不安を感じながら自分に言い聞かせた『Yes 自分は間違ってない この先の浮き沈みも歌えば楽し』。

先の見えない道を歩き続ける稲葉さんの葛藤も反映されています。

アバター画像
新卒で就職した飲食業界の給料が低すぎて、まわりの人たちの年収聞いて焦ってた時期がありました。で、結局ぼくは転職しましたが…自分の道を信じて走った稲葉さん、かっこよすぎて眩しい…!

『Pleasure’91』稲葉さんのバック転が見られるのはこちら!(VHSのみ)→JUST ANOTHER LIFE [VHS]

1995年 『あいつ』もとうとう親父になって5年が過ぎて

あいつもとうとう親父になって 5年が過ぎて 電話越しに
「調子はどう?」って聞きながら 時間の流れに何故か溜息ついた

推定年齢31歳。

30代になって、働き方も変化してくる年齢に差し掛かりました。

年齢的に係長クラスまで昇進しているのではないでしょうか?

子どもも大きくなり、小学校入学が目前に迫っている状況。

時間の流れの早さにため息ついた稲葉さん。

このときの稲葉さんの心境は焦りではなく『あっという間だったな…』という、ちょっとホッとした感覚でしょうか?

1995年はx-ファイルの主題歌だった『LOVE PHANTOM』がスマッシュヒットした年です。

B’zの知名度を全国的に広めた1年。1995年以降テレビドラマやアニメのタイアップが増加します。

アバター画像
稲葉さんにとって、1995年は特別な1年だったのではないかと思います。BUZZ!!で魅せたダイブに鳥肌がたったのをいまでも鮮明に思い出せます。

『Pleasure’95』LOVE PHANTOMの演出に鳥肌!完成度の高いライブはこちら!→“BUZZ!!” THE MOVIE [DVD]

1998年 『あいつ』もとうとうひとりになった月曜日の夜

あいつもとうとうひとりになった 月曜日の夜 よってたかって
しょうがねえヤツだなんて からかいながらも だれもが我が身 ふりかえる

推定年齢34歳。

大手企業で家庭を顧みずに働き続けてしまったのか?

『あいつ』がひとりものになってしまいました。

このとき、子どもは8歳。小学校中学年です。ひとりっ子かな?兄弟いるのかな?

月曜の夜に集まって「しょうがねぇやつだな」と話しているところをみると、『あいつ』もかなり精神的ダメージを追っているように感じます。

1998年はB’zのデビュー10周年の年。忙しい1年を過ごしながらも、大切な友人のために時間を作って会いに行く稲葉さんの愛を感じます。

前年にガラスの仮面の主題歌でスマッシュヒットした『Calling』、そして伝説のクリティカルヒットを叩き出したベストアルバム『Pleasure』と『Treasure』。

B’zが日本の最高峰モンスターバンドの地位を確固たるものにした記念イヤーになりました。

アバター画像
いつのまにかこの街に 丸め込まれたのは僕?居心地いいと笑ってる そんな余裕はいらないのかな…。

『Pleasure’98』が聞けるのはベストアルバムのみ!→B’z The Best“Pleasure”

2000年 『あいつ』もとうとう全部放り出して旅に出てって

あいつもとうとう全部放り出して旅に出てって 電話越しに
俺は自由をやっと手に入れたんだと ことさら強くわめいてる

推定年齢36歳。

大手企業での役職も課長クラスまで昇進していたはずの『あいつ』が会社を辞めて旅に出ました。

いままで大手企業の出世街道を全力で走ってきた『あいつ』。結婚・出産・離婚…人生を見つめなおしたい時期だったのかもしれません。

すべてを捨てて、人生の旅に出る。

それは『逃げ』だったのかもしれません。それでも『自由を手に入れた』と自分に言い聞かせる。

『誰も自分を肯定してくれない苦しみ』から解放されるための旅路だったのかもしれません。

1999年の『ギリギリchop』2000年の『今夜月の見える丘に』のヒット後、B’z低迷期が訪れます。

『May』『juice』『RING』と往年のB’zらしさが感じられない曲のリリースで固定ファン以外の人たちからB’zの言葉が消えた時期。

稲葉さん自身、もう一度音楽と真摯に向き合った1年だったのかもしれません。

アバター画像
いつのまにかこの街に 丸め込まれるのは誰? くだらなかったあの頃に 戻りたい 戻りたくない

『Pleasure2000』LIVE-GYM Pleasure2000”Juice”の映像はこちら!→B’z LIVE-GYM Hidden Pleasure ~Typhoon No.20~ [DVD]

2003年 いつしか内緒で長い旅から戻ってきてた『あいつ』も

いつしか内緒で長い旅から 戻ってきてた あいつも
遠くに逃げるだけじゃ 何も簡単に 変わらないんだと 気付いてる

推定年齢39歳。

40歳目前になって、長い旅路から帰ってきた『あいつ』。

そつなく大手に就職を決めて、ためらいがちの出世街道を歩いてきた『あいつ』です。

自分から目を背けて、遠くに逃げても何も変わらないことはわかってたんだと思います。

もう一度、自分自身と向き合い、何度も自問自答を繰り返して、立ち上がる。

2003年はデビュー15周年。渚園で行われた伝説のライブイヤーです。

低迷期を乗り越えて、もう一度日本の頂点に返り咲いたB’z。

『ultra soul』『IT’S SHOWTIME!! 』のリリース。現在のB’zを語るかめに欠かせないハードロックという概念が定着した時期です。

アバター画像
稲葉さん自身、B’zの音楽性について悩んで考え抜いた時期です。そして見えたハードロックというキーワード。このあとにリリースされる『BANZAI』『愛のバクダン』『衝動』が物語っています。

『Pleasure2003』台風15号と重なった15周年!伝説となった渚園ライブ!過去のライブ映像と踊るWonderful Opportunityに酔いしれる→Typhoon No.15 B’z LIVE-GYM The Final Pleasure “IT’S SHOWTIME !!” in 渚園 [DVD]

2008年 自分以外のことになんて興味ももてなかった『あいつ』も

自分以外のことになんて興味をもてなかった あいつも
生まれてはじめて守りたいものが見つかったんだと 僕を見た

推定年齢44歳。

生まれてはじめて守りたいものが見つかった『あいつ』。

ずっと歩いてきた誰もが羨む大手企業での出世街道を捨て、自分と向き合ってたどり着いた結論。

せめて『自分の手が届く大切なもの』を全力で守りたいと思う気持ち。

人間の生きる真理なのかもしれません。

2008年は20周年。

『SUPER LOVE SONG 』『BURN -フメツノフェイス-』といったB’zっぽい疾走感溢れるナンバーから『ゆるぎないものひとつ 』『永遠の翼』といったしっとり聞かせるナンバーまで大ヒット。

年齢を感じさせない稲葉さんの立ち振る舞いも素敵です。

アバター画像
勝手知ったる少ない仲間と 敵だ味方だだとさわいでる 止まれないこの世界で 胸を張って生きるしかない

『Pleasure2008』RUN→Pleasure2008のアンコールはB’zファンにはたまらない!→B’z LIVE-GYM Pleasure 2008-GLORY DAYS- [DVD]

2013年 音沙汰もないまま2つ3つ夏が過ぎていって『あいつ』も

音沙汰もないまま2つ3つ夏が過ぎていってあいつも どこかで元気にやっているはずだろそのうちまた会えるといいね

Yes自分にはこれしかない

推定年齢49歳。

あれから音沙汰もないまま年月が過ぎ、いまでは何をしているかもわからない『あいつ』。

きっと、本当に大切な場所で、本当に大切な人と一緒に、幸せな時間を過ごしていることでしょう。

『あいつ』と一緒に生きてきた22年間。

紆余曲折あり。方向転換あり。

『あいつ』の存在は、もしかしたらもうひとりの稲葉さんなのかもしれません。稲葉さん自身の心の葛藤を『あいつ』に投影していたのかもしれません。

B’zの音楽性の移り変わりを見ていて、そう感じました。

2008年以降、B’zの新曲リリースは少なくなり、ヒット曲も『イチブトゼンブ』『Don’t Wanna Lie 』と少なくなりましたが、稲葉さんのマインドはいまでも生き続けています。

アバター画像
遠くまで 僕らはゆける 失くしても 傷ついても 自分であれ 大切なものはなんなんだろう 忘れないで 笑いながら 歌いながら ただゆけばいい いつでも景色の片隅には君が映っているよ 花のように 微笑んで

『Pleasure2013』延べ55万人を動員した伝説の25周年ライブ!→B’z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER-XXV BEST-【完全盤】 [DVD]

【Pleasure2018】1991から27年。『Yes 自分は間違ってない この先の浮き沈みも歌えば楽し』

2013年(デビュー25周年イヤー)のPleasureで歌われた歌詞『Yes自分にはこれしかない』のフレーズ。

いままで変わることのなかった『Yes自分は間違ってない』のフレーズが変わった瞬間でした。

『あいつ』だけでなく、まわりの人たちの人生の変遷をみながら、なんども自分に言い聞かせてきた『間違ってない』という言葉

25年という長い年月をかけて導きだした結論が『自分にはこれしかない』。

間違ってるとか間違ってないとか、そういう次元ではなく、『自分にはこれしかない』からまっすぐに突き進む。

四半世紀という長い年月、日本の音楽シーンのトップを走り続けてきたB’zのふたりが出した結論。

2018年、30周年を迎えたB’zのふたり、稲葉浩志さんと松本孝弘さんが紡ぎ出す言葉は一体なんなのか?

B’zのおふたりだから、きっと30周年はぼくたちに向けて言葉を紡いでくれるのではないかと感じています。

道に迷って走り続けたあいつも 気づけばもういい歳で

それでも「まだやり残したことがある」 明日に向かって走ってる

Yesお前は間違ってない

この先の人生も信じて走れ!

Pleasure2018 歌詞予想

そんな力強い言葉が届けられるんじゃないかな、と思っています。

アバター画像
30周年。味の素スタジアムの千秋楽、絶対にチケットとります!
スポンサーリンク
太もも

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする