”相次ぐ高速道路の通行料金値上げ”なぜ高速は値上げするの?

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最近、ニュースでよく聞く”高速道路の値上げ”に関して。

ここ数年で高速道路の値上げが相次いでいますよね。上げすぎじゃない?

先を見通して、高速道路の建設費が回収できないから?高速道路の事故がなくならないから、少しでも利用者を減らすため?

昨年の首都高速料金値上げ、阪神高速道路の料金値上げ、そして近畿圏高速道路の料金値上げ…。どんどん料金が高くなってますね…。

今回の値上げで、普通車だと

  • 阪神高速道路:1,300円(ETC利用:300〜1,300円)
  • 近畿圏高速道路:750円(ETC利用:270〜750円)

となります。

高速道路の値上げって、結構打撃ですよね?僕だけじゃないよね?フリーランスだと、移動する機会が増えるので、車をよく使うんですけど、長距離考えると痛い…。

大型トラックだとさらに料金がかかります。となると、どうしても経費をかけないために高速ではなく国道を使った移動が増えますよね…。長距離トラックのドライバーの方も大変だと思います。

ぼくは、プリウスで日本一周したのですが、高速道路の料金って結構ネックなんですよ。今回の旅は、各都府県に停車するのと、費用を抑えるために、必要最低限の高速以外は使っていませんが、今後プリウスでどこかに行く時は高速使っていきます。早いしストレスフリーだから。

関連記事:さわやかのハンバーグは激ウマでした【スタート〜1日目】日本一周プリウスの旅

この料金の値上げの変遷。ちょっと気になったので、ここ数年の首都高の料金の変遷と理由をまとめてみました。



首都高の料金改定の変遷と値上がりの理由

2010年〜2017年の8年間での変遷を見てみましょう。

首都高の料金変遷

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首都圏が生活圏の人には馴染みが深い首都高速道路。通称”首都高”ですね。

東京の区内を中心に、神奈川・埼玉・千葉を結ぶ全長322.5㎞の有料道路です。最南端の横浜から最北端お埼玉までは86km。夜な夜なスポーツカーがしのぎを削る走り屋さん御用達の道路と認識しています。イメージは頭文字D(イニシャルD)です。ぎゃんぶるらんぶる。

首都高は、2011年の距離別料金制に移行するまでは、一律料金で、

  • 東京線:700円
  • 神奈川線:600円
  • 埼玉線:400円

でした。

2012年より、各線別での一律料金から距離別に移行し、

  • 現金:900円
  • ETC(〜6km):500円
  • ETC(6〜12km):600円
  • ETC(12〜18km):700円
  • ETC(18〜24km):800円
  • ETC(24km〜):900円

と変更になっています。ETCだと初乗り500円で、その後は6kmごとに100円ごとの加算。上限は900円ですね。

神奈川〜東京と首都高に乗っていた方にとっては、従来の高速料金よりも割安になった時代です。

2014年に入ると、消費税増税の影響で、値上げが行われます。税率の増加に合わせての料金体系見直しなので、

  • 現金:930円
  • ETC(〜6km):510円
  • ETC(6〜12km):610円
  • ETC(12〜18km):720円
  • ETC(18〜24km):820円
  • ETC(24km〜):930円

と若干の値上がりで抑えられています。まぁ、消費税の増税に伴う値上げですから、消費者としては納得する以外に道はありません。

そして、昨年2016年の料金改定ですね。この料金改定は、従来の距離も見直されています。

  • 現金:1,300円
  • ETC(〜4.2km):300円
  • ETC(4.2〜35.7km):310〜1,290円(300mごとに10円加算)
  • ETC(35.7km〜):1,300円

となりました。うん、4.2km圏内でわざわざ高速乗らないからね?高速乗るときって、結構長い距離を走る時だと思うんですよ。たかだか30km程度だったら下道でも時間かからないですからね。

ということはですよ?30kmくらいまでなら料金はいままでと変わらない、もしくは安くなってますけど、デフォルトは1,300円。400円近くの値上がりです。ETC持ってない人(は、ほとんどいないと思いますが)からすれば、1,300円は必ずかかる料金ですから、

た、高い…!!涙が出ちゃう…。

ってなっちゃうわけです。

首都高の値上がりの理由は何?

首都高の値上がりの理由は、

  • 首都高の渋滞緩和
  • 近隣の高速道路への誘導
  • 高速道路建設費用の回収

の3点が主な理由です。

首都高の渋滞、特に湾岸線の渋滞は皆さんも周知のことかと思います。渋滞してない時ってあるの?ってくらいの渋滞区間。

まわりの道路から車が流れ込んでくるので、常に渋滞区間です。首都高の料金が上がれば、利用者も減るので、そのぶん渋滞緩和されるという目論見でしょうか。

結果、まわりの一般道が泣きたくなるくらい渋滞しているので、本末転倒な気もしますが…。

あわせて、首都高の近くを走る高速道路への誘導も理由のひとつです。

首都高のまわりをぐるっと走る”東京外環道路”や神奈川〜埼玉〜茨城〜千葉をぐるっとまわって走る”圏央道”への誘導も狙いのひとつ。首都高の料金が上がることにより「だったら東京外環道路で行こう」とか「埼玉行くなら首都高じゃなくて圏央道でいいかな」という人たちを生み出す狙いがありますね。

横浜〜埼玉の区間だったら、首都高に乗らずに、圏央道に乗ってしまうというのもありですね。

ただ、首都高の利用者が減ればそれだけ道路利用料の収入は減るわけですから、料金あげて搾取っていうのも真理ですね。



ETC持ってないなら高速は乗らないほうが良い

まとめを見てもらえれば一目瞭然ですが、首都高はわかりやすいですね。

首都高はETCを搭載しているかしていないかで、料金が全く違ってきます。現金は一律料金ですからね。

その他近隣の高速はETCを搭載していなくても一律料金ではなく距離に応じた料金となっていますが、今後変更になる可能性はゼロではありません。それと、現金とETCで料金が全然違う区間も多いですからね。

どうしても高速に乗らないとたどり着けない場所に行くというなら、ETC搭載していなくても高速に乗るしかありませんが、そうではない区間だったら回避したほうが身のためです。例を挙げると、

  • 瀬戸大橋(児島〜坂出):現金3,600円・ETC平日1,700円・ETC休日1650円
  • 東京アクアライン:現金3,090円・ETC800円

こんなに差が出ます。

瀬戸大橋を渡って、岡山県から香川県に入るルートが有料道路だと一番安いルートですが、岡山県の児島〜香川県の坂出に繋がる最短のルートでもETC非搭載だと3,600円かかります。さすがに四国入りするためには高速を利用しないと入れないので、非搭載だとしても利用するしかないですが…。ETCなら半額ですからね…。

川崎〜木更津を結ぶ東京アクアラインも同様に料金に差が出ます。ここの差は半端ないですね。半額レベルではありません。「ETCがお得!!やったね!!」というレベルを超えて、「ETC非搭載の車への仕打ち、かわいそすぎる…」というレベルです。ETC搭載で800円ETC非搭載だと3,090円。なにこれ…。ETC搭載で1/4の料金って…。だったら、早朝に出発して、海沿いをぐるっとまわって千葉入りしたほうがいいんじゃないかって…。

ただ、川崎から東京をぐるっとまわって千葉に入って、そこから木更津目指すって、かなりの時間を使います。日帰りとかで考えていたら現実的じゃない距離です。結局、東京アクアラインに乗ることになるんですよね。

もし、あなたが今乗っている車にETCが搭載されているのであれば、間違いなくETCカードを作っておいたほうがいい。「そんなに高速に乗らないし…」っていう人も作っておいて損はない。

だって、急に「木更津いくぜ!!」ってなったら困るよね?

だって、東京・神奈川に旅行にきて、レンタカー借りて高速に乗るってなった時、ムダな出費は避けたいよね?

プリウスで日本一周をして、いろんな道を走ってきたからこそ、思うのは

「備えあれば憂いなし。ETCは使わなくても持っておけ」

ってところですかね。日本一周でETCにお世話になったのは”瀬戸大橋”だけだったけど、なかったらと思うと…ね。

今後も高速道路の値上げは続きそうなので、ETCを検討している方はお早めに!

(最後は、ETCの宣伝みたいになってしまいましたね。一応、リンク貼っておきます!)



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